設問
Universal Containers (UC) は、500 の異なるリージョンでトレーニングを提供します。UC オペレーション ユーザー チームは、コースの設定、スケジュール設定、トレーナーの設定を管理します。運用ユーザーチームのメンバーは地域レベルで働き、運用マネージャーの直属となります。運用マネージャーは、運用ユーザーチームが所有するすべてのスケジュールされたコースを編集するためのアクセス権を要求しました。どうすればこれを達成できるでしょうか?
選択肢
A. 運用マネージャーは、スケジュールされたコースのすべての変更を運用マネージャーに許可することで、スケジュールされたコースにアクセスできるようになります。
B. 運用マネージャーは、役割階層で定義された運用ユーザーチームが所有するスケジュールされたコースにアクセスできます。
C. 運用マネージャーは、所有権ベースの共有ルールを作成することでスケジュールされたコースにアクセスし、スケジュールされたコースを運用マネージャーと共有します。
D. 運用マネージャーは、公開グループを作成し、運用マネージャーと運用ユーザーチームを公開グループに追加することで、スケジュールされたコースにアクセスできるようになります。
解答
B. 運用マネージャーは、役割階層で定義された運用ユーザーチームが所有するスケジュールされたコースにアクセスできます。
解説
A. 運用マネージャーは、スケジュールされたコースのすべての変更を運用マネージャーに許可することで、スケジュールされたコースにアクセスできるようになります。
不正解です。
この説明は曖昧で具体性に欠けています。実際のSalesforceの設定において、「すべての変更を許可する」という単純な設定方法は存在せず、標準的な共有管理ではありません。
B. 運用マネージャーは、役割階層で定義された運用ユーザーチームが所有するスケジュールされたコースにアクセスできます。
正解です。
Salesforceにおける役割階層(ロール階層)は、マネージャーが直属の部下が所有するレコードへの編集・閲覧アクセスを自動的に得る仕組みです。この設定が、マネージャーが地域レベルの運用ユーザーが所有するスケジュールされたコースを編集できる要件を満たします。
C. 運用マネージャーは、所有権ベースの共有ルールを作成することでスケジュールされたコースにアクセスし、スケジュールされたコースを運用マネージャーと共有します。
不正解です。
所有権ベースの共有ルールを使うと広範囲のレコードが共有されますが、このケースでは役割階層を使ったほうがより効率的かつ適切に管理できるため推奨されません。
D. 運用マネージャーは、公開グループを作成し、運用マネージャーと運用ユーザーチームを公開グループに追加することで、スケジュールされたコースにアクセスできるようになります。
不正解です。
公開グループは共有ルールの対象として使われますが、この方法では、各メンバーが所有するレコードを共有する仕組みとしては不十分です。また、運用マネージャーは直属の部下のレコードにアクセスしたいだけなので、公開グループを使う必要はありません。
第96問
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