設問
エンタープライズテリトリー管理で利用できる機能を 3 つ選択してください。
3 つの答えを選択してください
選択肢
A. テリトリーを使用してパブリック グループを作成します
B. レポートまたはダッシュボード フォルダーをテリトリーと共有します
C. メタデータ API のサポート
D. 共同予測との統合
E. 商談に対するテリトリーの割り当て
解答
C. メタデータ API のサポート
D. 共同予測との統合
E. 商談に対するテリトリーの割り当て
解説
A. テリトリーを使用してパブリック グループを作成します
不正解です。
パブリックグループは、ユーザー、ロール、役割階層、キューなどの集合体として明示的に作成されるもので、テリトリーと直接関係ありません。
ETMのテリトリー構造は、オブジェクト共有とレポート可視性に影響を与えるが、グループオブジェクトの生成には使えません。
B. レポートまたはダッシュボード フォルダーをテリトリーと共有します
不正解です。
レポートフォルダやダッシュボードフォルダの共有対象には、ユーザー、ロール、パブリックグループ、権限セットなどが含まれますが、テリトリーは対象外です。
テリトリーごとのレポート可視性はユーザーのレコードアクセスに基づいて間接的に制御されます。
C. メタデータ API のサポート
正解です。
Enterprise Territory Managementは、Metadata APIを介して構成可能で、テリトリーモデル、ルール、割り当てなどをCI/CDに組み込めます。
特に複雑な組織やマルチテナント環境では、このAPI対応が自動化と整合性維持に非常に有効です。
D. 共同予測との統合
正解です。
テリトリー構造はSalesforceの共同予測(Collaborative Forecasts)と統合可能で、ユーザーごとではなくテリトリー単位で商談の予測を集計・分析できます。
これにより、営業地域単位のパフォーマンス評価や予測が正確に行えます。
E. 商談に対するテリトリーの割り当て
正解です。
ETMでは、アカウントと商談の関係性に基づいて商談を特定のテリトリーに自動または手動で割り当てることができます。
これにより、商談の所有ユーザーに対する共有ルール、レポート集計、予測表示がテリトリー単位で行えるようになります。
第117問
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