設問
Salesforce 組織で個人取引先が有効になっていると仮定すると、共有設定で「親による制御」として設定できる 3 つのオブジェクトはどれですか?
3 つの答えを選択してください
選択肢
A. Opportunity
B. Order
C. Asset
D. Contact
解答
A. Opportunity
C. Asset
D. Contact
解説
A. Opportunity
正解です。商談オブジェクトは、取引先を親とする1対多の関係にあります。
「親による制御」に設定すると、商談のアクセス権は親である取引先の共有設定に従います。
これにより、取引先を共有すると自動的に商談も共有され、権限管理が簡易化されます。
B. Order
不正解です。OrderはAccountとルックアップ関係を持ちますが、「親による制御」の共有設定オプションは提供されていません。そのため、OrderのOWDは独立して設定する必要があります。Account共有設定と連動しないため、共有設計では別途ルールが必要です。
C. Asset
正解です。AssetはAccountに属する構造となっており、「親による制御」が利用可能です。
これにより、取引先を共有すれば、それに関連する資産も同様に共有されます。
製品ライフサイクルやサポートの履歴管理においても、効率的な共有設定を行えます。
D. Contact
正解です。個人取引先が有効であれば、Contactは1レコードでAccountの性質も併せ持つため、「親による制御」の意味がさらに強くなります。個人取引先は共有対象が1レコードに統合されるため、Contactの共有設定も親オブジェクトに準拠することで管理が統一されます。共有設計を簡素化するベストプラクティスです。
第115問
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