【解答・解説付き】Salesforce認定Sharing and Visibilityアーキテクト試験対策:第107問

【解答・解説付き】Salesforce認定Sharing and Visibilityアーキテクト試験対策:第107問

設問 

Universal Containers (UC) には、顧客の注文を分析して不正行為を探すチームがあります。このチームは請求書レコード(カスタムオブジェクト、プライベートOWD)にアクセスする必要があります。UCはユーザーのアクセスを制御するための複雑なルールを持っています。Salesforceアーキテクトは、これらの要件を満たすためにApex管理共有を使用することを推奨しました。
Salesforce開発者が変更を実装する際に考慮すべき2つの推奨事項はどれですか?(2つ選択)

選択肢

A. レコードの可視性が常に考慮されるようにするには、「共有あり」キーワードを使用します。
B. レコードの可視性が確実に考慮されるようにするには、「Without Sharing」キーワードを使用します。
C. runAs システムメソッドを使用して、これらのレコードにアクセスするさまざまなユーザーをテストします。
D. フィールドレベルのセキュリティを強制するには、「With Sharing」キーワードを使用します。

解答

解説

B. レコードの可視性が確実に考慮されるようにするには、「Without Sharing」キーワードを使用します。
不正解です。
「without sharing」を付けると、システムコンテキスト(管理者権限)で動作し、ユーザーの共有ルールを無視してレコードにアクセスします。これにより、本来アクセスできないはずのレコードにアクセスできてしまい、データ漏洩リスクが高まるため、適切ではありません。

D. フィールドレベルのセキュリティを強制するには、「With Sharing」キーワードを使用します。
不正解です。
フィールドレベルセキュリティ(FLS)は、sharing(共有)とは異なる概念です。FLSの強制には、Schema.sObjectType.fieldName.isAccessible() や Security.stripInaccessible() など、専用のチェックコードを別途書く必要があります。

第108問

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