設問
Universal Containers は、ハイボリューム コミュニティユーザーのコミュニティを実装しています。コミュニティユーザーは、自分のアカウントまたは連絡先レコードに関連付けられたレコードを表示できる必要があります。アーキテクトは、共有セットを使用してレコードへのアクセスを提供することを計画しています。共有セットを設定する場合、特定のオブジェクトが使用可能なオブジェクトのリストに表示されません。オブジェクトが共有セット内の使用可能なオブジェクトのリストから除外される理由を説明する2つの理由はどれですか?
選択肢
A. オブジェクトはカスタム オブジェクトであるため、共有セットでは使用できません。
B. オブジェクトの組織全体の共有設定はパブリック読み取り/書き込みに設定されています。
C. オブジェクトの組織全体の共有設定はプライベートに設定されています。
D. カスタム オブジェクトには、アカウントまたは連絡先へのルックアップがありません。
解答
B. オブジェクトの組織全体の共有設定はパブリック読み取り/書き込みに設定されています。
D. カスタム オブジェクトには、アカウントまたは連絡先へのルックアップがありません。
解説
A. オブジェクトはカスタム オブジェクトであるため、共有セットでは使用できません。
不正解です。カスタムオブジェクトも共有セットに対応可能です。ただし、後述のように特定の要件を満たす必要があります。
B. オブジェクトの組織全体の共有設定はパブリック読み取り/書き込みに設定されています。
正解です。OWD(組織全体の共有設定)が「公開(読み取り/書き込み)」になっている場合、追加の共有(共有セット含む)は意味がないため、対象オブジェクトの一覧に表示されません。
C. オブジェクトの組織全体の共有設定はプライベートに設定されています。
不正解です。むしろ正しく共有セットが使われるのはOWDが「プライベート」または「公開読み取り専用」のときです。
D. カスタム オブジェクトには、アカウントまたは連絡先へのルックアップがありません。
正解です。共有セットの対象オブジェクトには、「User.AccountId」「User.ContactId」などと一致させるための参照(ルックアップ)が必要です。つまり、共有元ユーザー情報と、対象オブジェクトを紐づける関係がないと、共有セットは使用できません。
第16問
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