【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策:第7問

【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策:第7問

設問

ある企業では、電話営業担当者に届くすべての着信通話について、電話番号の種類(携帯電話/固定電話)の分類と更新を自動化する必要があります。

ピーク時には 1 日あたり最大 10 万件の通話を受信
電話番号の種類の判別は外部サービス API に依存
更新のタイミング/頻度は夜間バッチでも 6~12 時間ごとでも可

リモートコールインパターンとバッチ同期パターン(ETL → Salesforce)が前提で、ミドルウェア(顧客サイト内ホスト)と連携します。このとき統合アーキテクトは、どのコンポーネントを推奨すべきでしょうか?

選択肢

A. Salesforce で Remote Site 設定を構成して、ミドルウェアを認証する。
B. 内部 API と公開済リソースを保護するには、ファイアウォールとリバースプロキシが必要。
C. ミドルウェアを認証するために、Salesforce で設定済の Connected App を使う。
D. Salesforce からのリクエストをミドルウェア(ETL/ESB)へ認証する API ゲートウェイを導入する。

解答

解説

A. SalesforceでRemote Site設定を構成して、ミドルウェアを認証する。
不正解です。
Remote Site Settingsは、Salesforceから外部サイトへのアウトバウンドコールアウトを許可するためのもので、インバウンド接続の認証には使用できません。

B. 内部APIと公開済リソースを保護するには、ファイアウォールとリバースプロキシが必要。
不正解です。
ファイアウォールとリバースプロキシはDMZ層でCloud-to-Ground(Salesforce→オンプレミス)パターンで使用されますが、今回はGround-to-Cloud(オンプレミス→Salesforce)パターンです。

D. Salesforceからのリクエストをミドルウェア(ETL/ESB)へ認証するAPIゲートウェイを導入する。
不正解です。
選択肢の文言が「Salesforceからのリクエスト」と明記されており、これはアウトバウンド方向を示しています。設問はインバウンド(ETL→Salesforce)なので、方向が逆です。

第8問

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