設問
Northern Trail Outfitters 社は、ERP システムとの間で商談(Order)連携をミドルウェア経由でほぼリアルタイムに行う必要があります。開発チームのリソースは限られているため、ローコードソリューションを選択したいとのことです。どの2つがこのユースケースに適しているでしょうか?(2 つ選択)
選択肢
A. プロセスビルダーでプラットフォームイベントを作成し、レコード挿入時にレコードタイプをイベント名に設定する
B. 商談オブジェクトで Change Data Capture(CDC)を有効化し、ミドルウェア側で Replay ID を使って取り扱う
C. Flow Builder を使い、商談オブジェクト挿入時にリモートプロセス呼び出しの「Fire & Forget」パターンで呼び出す
D. ワークフロールール+Outbound Messaging を使い、SOAP メッセージを指定エンドポイントへ送信する
解答
B. 注文オブジェクトに変更データキャプチャを実装し、ミドルウェア ソリューションでリプレイ ID を活用します。
C. Flow Builder を使用して、注文オブジェクトの挿入時にリモート プロセス呼び出しの Fire and Forget パターンを使用します。
解説
A. プロセスビルダーを使用してプラットフォーム イベントを作成し、レコードの挿入時にプラットフォーム イベント名としてレコード タイプを選択します。
不正解です。
プロセスビルダーは非推奨であり、フローに移行すべきです。また、このアプローチは設定が不正確であり、要件を満たす最適な方法ではありません。
B. 注文オブジェクトに変更データキャプチャを実装し、ミドルウェア ソリューションでリプレイ ID を活用します。
正解です。
変更データキャプチャは、レコードの変更をほぼリアルタイムで外部にプッシュできるローコードソリューションです。リプレイIDを使用することで、ミドルウェア側で高い信頼性を確保できます。
C. Flow Builder を使用して、注文オブジェクトの挿入時にリモート プロセス呼び出しの Fire and Forget パターンを使用します。
正解です。
Flow Builderはローコードで外部コールアウトを実装するのに最適なツールです。Fire and Forgetパターンは、応答を待たずに通知を送信する要件に合致しています。
D. アウトバウンド メッセージングを使用したワークフロー ルールを実装し、指定されたエンドポイントに SOAP メッセージを送信します。
不正解です。
アウトバウンドメッセージングはレガシー機能であり、RESTエンドポイントの要件に合致しません。また、現代の統合では、より信頼性の高いCDCやフローが推奨されます。
第70問
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