【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策：第61問 │ ローコードメディア

1. 設問
2. 選択肢
3. 解答
4. 解説
5. 第62問

設問

ユニバーサル・コンテナーズ（UC）は、金融商品とサービスを販売するグローバル金融会社です。UCでは、毎日実行されるバッチApexジョブによって、指定された一連の注文から請求書が生成されます。UCは、請求書生成が失敗した場合に備えて、このバッチApexジョブに回復力のある統合を構築することを要求しました。
この要件を満たすために、統合アーキテクトはどのようなことを推奨すべきでしょうか？

選択肢

A. BatchApexErrorEvent を使用してバッチ再試行とエラー処理を構築します。
B. ミドルウェアにバッチ再試行とエラー処理を構築します。
C. バッチ Apex ジョブ自体にバッチ再試行とエラー処理を構築します。
D. バッチ再試行およびエラー処理レポートを使用して、エラー処理を監視します。

解答

A. BatchApexErrorEvent を使用してバッチ再試行とエラー処理を構築します。

解説

A. BatchApexErrorEvent を使用してバッチ再試行とエラー処理を構築します。
正解です。
BatchApexErrorEventは、バッチApexジョブのエラーをプラットフォームイベントとして自動発行します。このイベントを購入することで、ジョブの失敗を検知し、回復力のある再試行やエラー処理ロジックをネイティブに構築できます。

B. ミドルウェアにバッチ再試行とエラー処理を構築します。
不正解です。
ミドルウェアでのエラー処理は可能ですが、SalesforceのネイティブなBatchApexErrorEventを使用する方が、よりシンプルで効率的なソリューションです。

C. バッチ Apex ジョブ自体にバッチ再試行とエラー処理を構築します。
不正解です。
ジョブ自体にエラー処理を組み込むと、ジョブが完全に失敗した場合に対応できません。BatchApexErrorEventは、このような致命的なエラーもキャプチャできます。

D. バッチ再試行およびエラー処理レポートを使用して、エラー処理を監視します。
不正解です。
レポートはエラーの監視には役立ちますが、自動的な再試行やエラー処理は行えません。これは事後的な対応であり、回復力のある統合の要件には不十分です。