設問
Northern Trail Outfit Outfitters (NTO) は、34か国それぞれで異なる配送サービスを利用しています。配送時間とコストを最適化するため、サービスは頻繁に追加・削除されます。営業担当者は世界中のお客様に対して、顧客の国で有効な配送サービスを選択し、そのサービスに配送見積もりを依頼する必要があります。 統合アーキテクトは、どのようなソリューションを提案すべきでしょうか?(2つ選択)
選択肢
A. ミドルウェアサービスを呼び出して、有効な配送方法を取得する。
B. 国選択リストに依存する選択リストに配送サービスを保存する。
C. ミドルウェアを使用して、特定の配送サービスへの呼び出しを抽象化する。
D. プラットフォームイベントを使用して、出荷業者固有のイベントを構築および公開する。
解答
A. ミドルウェアサービスを呼び出して、有効な配送方法を取得する。
C. ミドルウェアを使用して、特定の配送サービスへの呼び出しを抽象化する。
解説
A. ミドルウェア サービスを呼び出して、有効な配送方法を取得します。
正解です。
ミドルウェアは異なるシステム間のブリッジとして機能し、さまざまなアプリケーション間でのシームレスなデータ交換を支援します Salesforce Middleware Integrations – The Whys and Hows。NTOのシナリオでは、34か国ごとに異なる配送サービスがあり、これらが頻繁に変更されるため、ミドルウェアサービスを使用して各国の最新の有効な配送方法を動的に取得することが適切です。
ミドルウェアは、異なるシステムを統合する際の基礎となる複雑さを抽象化することで、統合ソリューションの保守と開発を簡素化します Salesforce Middleware Integrations – The Whys and Hows。これにより、配送サービスの頻繁な追加・削除にも柔軟に対応できます。
B. 国選択リストに依存する選択リストに配送サービスを保存します。
不正解です。
依存ピックリストは、別のフィールドの値に基づいてピックリストのコンテンツを変更できるフィルターです。この機能は確かに国に基づいて配送サービスを絞り込むことができますが、Salesforceのグローバルピックリストは最大1000個の値に制限されており、ピックリストの依存関係や動的な動作をサポートしていません。
34か国×複数の配送サービスで、かつ頻繁に変更される状況では、ピックリストの管理が複雑になり、メンテナンスが困難になります。静的なピックリストでは、配送サービスの頻繁な追加・削除に対応できません。
C. ミドルウェアを使用して、特定の配送サービスへの呼び出しを抽象化します。
正解です。
ミドルウェアは、アプリケーション統合において、2つのアプリケーションが直接接続されるポイント・ツー・ポイント統合とは対照的に、アプリケーション間に抽象化レイヤーを追加します。各配送サービスのAPIや仕様が異なる場合でも、ミドルウェアがこれらの違いを吸収し、Salesforceからは統一されたインターフェースで呼び出すことができます。
ミドルウェアベースのソリューションでは、イベント処理の制御はミドルウェアレイヤーが担当し、すべての関連イベント(同期または非同期)を収集し、Salesforceを含むすべてのエンドポイントへの配信を管理します。
D. プラットフォーム イベントを使用して、出荷業者固有のイベントを構築および公開します。
不正解です。
プラットフォームイベントは「Fire and Forget」統合の例であり、アウトバウンドメッセージングと同様の外観と感触を持っています。プラットフォームイベントは主にイベント駆動型アーキテクチャで使用され、システム間での非同期通信に適しています。
しかし、NTOの要件は「配送サービスを選択し、そのサービスに配送見積もりを依頼する」という同期的な処理です。営業担当者は即座に配送見積もりを取得する必要があるため、非同期のプラットフォームイベントは適切ではありません。
第6問
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