設問
Northern Trail Outfittersでは、カスタムJavaアプリを使って外部システムからSalesforceへBulk APIによる夜間バッチロードを行う予定です。CIOがテクニカルアーキテクトに対し、どのようにジョブを監視すべきか推奨を求めています。以下の選択肢の中から、要件を満たす2つの推奨策を選んでください。
選択肢
A. Salesforce 設定メニューの「一括データ読み込みジョブ」画面で、UI上で視覚的に監視する
B. Apex トリガーで Bulk API のエラー応答をカスタム エラー ログ オブジェクトに書き込み、そのオブジェクトでレポートを作成
C. デバッグログレベルを最高にして、対象ユーザーを「デバッグログ」に追加して監視
D. Java アプリケーション側で getBatchInfo メソッドを使ってジョブステータスを監視する
解答
A. Salesforceの設定メニューにある「一括データ読み込みジョブ」を使用して、SalesforceのUIで視覚的に監視します。
D. JavaアプリケーションのgetBatchInfoメソッドを使用して、Javaアプリケーションからジョブのステータスを監視します。
解説
A. Salesforceの設定メニューにある「一括データ読み込みジョブ」を使用して、SalesforceのUIで視覚的に監視します。
正解です。
SalesforceのUIには「設定 > 監視 > 一括データ読み込みジョブの監視」という標準機能があり、ジョブのステータス、処理レコード数、失敗レコード数などを視覚的に確認できます。
B. Apexトリガーを使用して、Bulk APIステータスからのエラー応答をSalesforceのカスタムエラーログオブジェクトに書き込み、そのオブジェクトに関するレポートを作成します。
不正解です。
Spring’21時点で、Bulk API実行プロセスから発火する標準イベントは存在しないため、Apexトリガーでは監視できません。
C. Salesforceデバッグログレベルを「最高」に設定し、セットアップメニューの「デバッグログ」で監視するジョブを実行しているユーザーIDを追加します。
不正解です。
デバッグログでの監視は実用的ではありません。ログのキャッチが困難で、大量のログがある場合はApexコンソールがハングする可能性があります。
D. JavaアプリケーションのgetBatchInfoメソッドを使用して、Javaアプリケーションからジョブのステータスを監視します。
正解です。
外部アプリケーションからgetBatchInfoメソッドを使用してプログラム的にジョブステータスを監視することは、Bulk APIの標準的な監視方法です。
第45問
こちらをクリック
