【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策:第19問

【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策:第19問

設問

ある会社には、注文の処理と追跡を行う外部システムがあります。営業担当者は Salesforce でリードと商談パイプラインを管理しています。現状では、2 つのシステムは連携しておらず、営業担当者は注文処理に多くの手入力を必要としています。そのため、手入力による注文処理の遅延や不完全なデータが発生しています。そこで、近代化の一環として、Salesforce と注文管理システムを統合することを決定しました。そこで、以下の技術要件が明らかになりました。

・Salesforce からリアルタイムで注文を作成する必要があります。
・厳しいスケジュールと開発者リソースの不足により、カスタマイズとコードの記述は最小限に抑える必要があります。
・営業担当者は、注文履歴と最新の注文状況を確認できる必要があります。
・マネージャーは、Salesforce でレポートを実行して、日次および月次の注文量とフルフィルメントのタイムラインを確認できる必要があります。
・レガシーシステムはオンプレミスでホストされており、現在はエンタープライズ サービス バス (ESB) に接続されています。ESB は、Salesforce チームが必要とするあらゆるメソッドと接続タイプを提供できるほど柔軟です。
・営業担当者は1,000名います。各ユーザーはシフトごとに平均15件の注文を処理/作成します。ほとんどの注文には20~30の明細項目が含まれています。

統合アーキテクトは、技術要件とシステム制約に基づいて、2つのシステムをどのように統合すべきでしょうか?

選択肢

A. Salesforce カスタム オブジェクト、カスタム REST API、抽出、変換、ロード (ETL) を使用します。
B. Salesforce ビッグオブジェクト、SOAP API、およびデータローダーを使用します。
C. Salesforce 外部オブジェクトと OData コネクタを使用します。
D. Salesforce 標準オブジェクトを使用します。REST API、抽出、変換、ロード (ETL)。

解答

解説

A. Salesforce カスタム オブジェクト、カスタム REST API、抽出、変換、ロード (ETL) を使用します。
不正解です。
ETLツールは主にバッチ処理に使用され、「Salesforce からリアルタイムで注文を作成する」という要件に合いません。また、カスタムREST APIの開発が必要となり、「カスタマイズとコードの記述は最小限に抑える」という要件に反します。

B. Salesforce ビッグオブジェクト、SOAP API、およびデータローダーを使用します。
不正解です。
Big Objects are built on a set of proven big data technologies, with Apache HBase at its core.(ビッグオブジェクトは、Apache HBaseを中核とする実証済みのビッグデータ技術に基づいて構築されています。)
ビッグオブジェクトは履歴データの保存には適していますが、リアルタイムの注文作成や更新には適していません。データローダーもバッチ処理ツールであり、リアルタイム要件を満たしません。

D. Salesforce 標準オブジェクトを使用します。REST API、抽出、変換、ロード (ETL)。
不正解です。
標準オブジェクトでは注文管理の複雑な要件に対応できない可能性があります。また、ETLはバッチ処理であり、リアルタイム要件を満たしません。

第20問

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