【解答・解説付き】Salesforce認定Integration Architect試験対策:第15問

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設問

複数の Salesforce 組織と異なるメタデータに使用される可能性のある統合を作成するときに、アーキテクトが考慮すべき Web サービス記述言語 (WSDL) はどれですか?

選択肢

A. 企業WSDL
B. エンタープライズWSDL
C. パートナーWSDL
D. SOAP API WSDL

解答

解説

A. 企業WSDL
不正解です。
これは「エンタープライズWSDL」の一般的な呼び方または誤訳であり、Salesforceが公式に提供するWSDLの正式名称ではありません。

B. エンタープライズWSDL
不正解です。
エンタープライズWSDLは、単一のSalesforce組織に密結合された統合のために設計されており、その組織固有のカスタムオブジェクトやカスタムフィールドの定義を厳密に含みます。そのため、組織のメタデータが変更されるとWSDLを再生成し、統合コードも更新する必要があります。設問にある「複数のSalesforce組織」や「異なるメタデータ」を持つ可能性のあるシナリオには適していません。

D. SOAP API WSDL
不正解です。
SOAP API WSDLは、SOAP APIを使用する際に必要なWSDLファイルの総称を指します。SalesforceはSOAP API向けにEnterprise WSDLとPartner WSDLの2種類の具体的なWSDLを提供しており、設問が求めているのは特定のシナリオ(複数の組織と異なるメタデータ)に最適な「種類」であるため、この汎用的な表現は具体的な解答としては不適切です。

第16問

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