設問
NTO は、Salesforceを含む企業環境全体に複数のシステムを持ち、顧客記録のバージョンが異なります。Salesforceでは、顧客は連絡先オブジェクトによって表されます。NTO は、次の属性を持つ MDM ソリューションを利用します。
1. MDM ソリューションは、マスター キーを使用して顧客マスターを追跡します。
2. マスター キーは、顧客データが保存されている各外部システムのレコード ID へのマップです。
3. MDMソリューションは重複除外機能を提供するため、信頼できる唯一の情報源として機能します。
データアーキテクトは、Salesforce内でマスターキーのストレージをどのように実装する必要がありますか?
選択肢
A. マスターキーを Heroku postgres に保存し、同期には Heroku connect を使用します。
B. 連絡先の検索フィールドを含むマスター キーを保存するカスタム オブジェクトを作成します。
C. 連絡先のルックアップフィールドを含むマスターキーを保存する外部オブジェクトを作成します。
D. マスターキーを連絡先オブジェクトに外部 ID として保存します (参照インポート用のフィールド)
解答
D. マスターキーを連絡先オブジェクトに外部 ID として保存します (参照インポート用のフィールド)
解説
A. マスターキーを Heroku postgres に保存し、同期には Heroku connect を使用します。
不正解です。Herokuに保存すると同期プロセスが複雑になり、リアルタイム性が欠けるため、運用コストが増加します。
B. 連絡先の検索フィールドを含むマスター キーを保存するカスタム オブジェクトを作成します。
不正解です。カスタムオブジェクトは連絡先との参照管理が複雑で、フィールド間の一貫性とデータ管理の手間が増えます。
C. 連絡先のルックアップフィールドを含むマスターキーを保存する外部オブジェクトを作成します。
不正解です。外部オブジェクトはSalesforce Connectライセンスが必要で、API呼び出しに依存しパフォーマンスが低下し、運用コストが増加します。
D. マスターキーを連絡先オブジェクトに外部 ID として保存します (参照インポート用のフィールド)。
正解です。連絡先オブジェクトに外部IDとしてマスターキーを保存することで、一貫したデータ参照が可能です。ユニークでインデックス付きのフィールドにより、重複排除に適しています。
第9問
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